明るくコストパフォーマンスの高いライト・キャットアイ VOLT400のレビュー

Cateye VOLT400

夜間にある程度の速度で走る場合、相手に自分の存在を確実に知らせるだけでなく、少し先の路面の状態も確認できると安全性が高まる。ここでは明るくそこそこの価格で購入できるキャットアイ VOLT400をレビューする。

明るくコストパフォーマンスの高いライト・キャットアイ  VOLT400のレビュー

ロードバイクに必要なライトとはどのようなライトか

速度を出して走るなら明るいライトが必要

夜の道

夜間に走行する場合ライトの点灯が義務付けられているが、ライトによって明るさが大きく異る。都心部の明るい場所のみを走る人から、街灯がない場所を走る人まで様々なシチュエーションがあるため必要な明るさは様々。

ただ、ロードバイクである程度の速度で走行したいのであれば、できるだけ明るいライトを選ぶことをおすすめしたい。

相手からの視認性を高める

1つ目の理由は車や歩行者など他の人からの視認性を高めるため。そこそこの明るさのライトでもいいが、明るいライトであれば遠くからでも自分の存在を知ってもらえるので、安全性が高まる。

先の路面を照らしてトラブルを避ける

先の路面

もう一つは路面の状況の確認。ロードバイクのタイヤは速く走ることに特化していて細く滑りやすい。そのため、普通の自転車と比べてマンホールの上でスリップしたり、少々の段差でパンクしたりしやすい。このようなことにならないように路面の状況を確認しながら走行するが、明るくないライトだと見える範囲が狭い。速度が出やすいロードバイクで走るなら少し先の路面を照らせるレベルのライトでないと対応できない。

最低限必要な明るさは100ルーメンだが、ロードバイクで必要なライトは400ルーメンの明るさがあると心強い

ライトの明るさは最低限100ルーメンは必要なので、ゆるい速度で都心部の明るい場所だけを走るのであればそれで問題ないが、それ以外の場所を走る人や、普段は都心部だけだがツーリングにも使いたい人などであれば、先に紹介した条件で考えると400ルーメンの明るさがあると心強い

400ルーメンの明るさで、実売価格5,000円程度のキャットアイのVOLT400を購入。使った感想などを紹介する。

ルーメンとは

ルーメンとは明るさの単位。数値が大きければ大きいほど明るい。400ルーメンは家庭用一般白熱電球の30ワット~40ワットの明るさ。なお条件によって異なるが、400ルーメンは3500カンデラ相当。

CAT EYE VOLT400のスペック

サイズ 111.5×31×38mm
重量 120g(本体+カートリッジバッテリーのみ)
光源 高輝度白色LED1灯
電源 リチウムイオン充電池(2200mAH)
標準充電時間 約6時間
取り付け対応径 φ22mm~φ32mm

開封して充電してみた

同梱物

同梱物一覧

パッケージ内には、ライト・充電ケーブル(マイクロUSB)・ブラケット(H-34N)が入っている。

充電について

ACアダプター

充電はマイクロUSBなのでスマートフォン(アンドロイド)のケーブルを流用できる。USBのACアダプターは付いていないので、持っていなければ別途購入が必要。ただし、アンドロイドのACアダプターが使えるほか、iPhoneのUSBACアダプターでも使用できる。

充電中のランプ

充電時はランプが光り、充電が完了するとランプが光るので充電されているかどうかの判断が容易。なお、充電切れからフル充電まで6時間かかるので、夜に充電を開始して次の日の朝には充電が完了できる。

裏側

充電ケーブルを挿す箇所はライト裏側で、浸水しづらいようにゴムでフタをする形状になっている。そのため、雨天走行でも金属部分への浸水が抑えられるので、よほどの大雨でない限り使える。

モバイルバッテリーを用いて充電が可能なので、外出先で充電が必要な場合は手持ちのモバイルバッテリーとマイクロUSBケーブルを持ち運ぶといい。走行中の充電も可能だが、その場合はバッグ内のモバイルバッテリーとライトを結べるぐらいの長さのケーブルが必要。

点灯してみた

ハイ/約3時間(400ルーメン)

VOLT400を点灯したところ。電池式ライトと比べて非常に明るいので、遠くからでも自分を認識してもらえやすいという大きなメリット。安全性が高ければそれだけ速度を出しやすい。

明るさは3段階・5パターン。パターンによって電池の消費具合も変わるので自分に最適なパターンを選べるのはうれしい。なお、ボタンをダブルクリックするとどのモードにいても素早く一番明るいモードに切り替えることができるので、突然明るくしたい場合に便利。

モード 使用時間 明るさ
ハイ 約3時間 400ルーメン
ミドル 約8時間 100ルーメン
ロー 約18時間 50ルーメン
ハイパーコンスタント(点滅) 約11時間 400ルーメン
点滅 約60時間 50ルーメン

光量比較

2つ置いての比較

同じメーカーである乾電池式ライトのHL-EL140との光量比較。VOLT400はハイモード(400ルーメン)、HL-EL140はメーカーHPで400カンデラの明るさ。ルーメンとカンデラは単位自体が異なるので数値比較はできないが、実際に見てみると明るい室内でも圧倒的な差がわかる。

装着して実際に使ってみた

装着は簡単

装着イメージ

装着は付属のブラケットを使用。工具は不要で、簡単に装着ができる。取り付け対応径はφ22mmからφ32mmということなので、ハンドル部分が細すぎたり、太すぎたりしないかぎり装着は可能。

なお、筆者が以前使用していたHL-EL140のブラケットにも装着できた。ワンランク明るいライトにしようと考えた人の買い替えであればブラケットを新たに装着する必要はない。

装着の際はやや下向きにつける

装着の際はやや下向きに装着する。というのも、垂直や若干の上向きにすると前方にいる人に直接光が当たってしまい目眩ましになり危険なため

装着はスライドしてはめ込むだけなので簡単。取り外しもブラケット部分のツメを抑えながらスライドさせるので簡単。 ただ、冬用のグローブを装着したままの場合は取り外しにくいかも。その場合は手袋を脱いで取り外すこと。駐輪する際は装着したままにせず、ライトは外しておき盗難防止につとめたい。

光の届き具合をHL-EL140と比較

夜間での比較

HL-EL140を使って光の届き具合の比較。圧倒的な光量の差がある。さらに、光の幅にも注目。照射できる範囲が狭いと確認できる路面の面積が狭まってしまう。ある程度の範囲を照らせると安心。

使用後でもそこまで熱くならない

使用後の熱も抑えておくべきポイント。モノによっては長時間点灯しておくとライト自身が熱くなってしまうライトもある。

一方でこのVOLT400はLEDライトを使用していて、ライトの素材がアルミなので、走行後触ってみてもそこまで熱くならない。走行後すぐに取り外す際に火傷することもなく安全。走行後すぐにバッグに入れて収納できる。

誤動作しにくいボタン

VOLT400点灯のスイッチは若干深く押す必要があり、場所はライトの側面についているので、誤動作によりライトがつきにくい。

HL-EL140は軽い力でスイッチを押すだけで点灯し、押しやすい場所にあったため、バッグの中で他のものにあたってライトが点きっぱなしになり、いざ使うときにはバッテリー切れということが数度あった。

バッテリーが切れてきたら知らせてくれる

多くのライトが電池の残量が把握できず、突然ライトがつかなくなって困ることがあるが、このモデルは電池残量が減ってきたらボタン部分が赤く点灯して電池残量が減っていることを知らせてくれる。

毎日こまめに充電しなくても必要なときにだけ充電すればいいので手間が少なく便利。

感想・まとめ

充電式なので思い切り使えるし長い目で見るとコスト安

電池式の場合は電池交換の手間やコストを考えて省エネしてしまう傾向があるが、このライトは充電式なので電池の費用などを考えずに常に最も明るいモードで走る事ができる。

コスト面でも優れており、別途電池を購入することがないので、初期の価格は高くても長い目で見るとそこまで高いものではない。

通常使いであればこの明るさで十分

このライトで街中、街灯がそこそこある市街地、川沿いのサイクリングロードを走っているが明るさ不足を感じることはなかった。

ただ、街灯が全くない箇所を長い距離走る場合はVOLT400よりももっと明るいライトが必要になる。この場合はVOLT400の上位機種であるVOLT800(800ルーメン)を選ぶといい。

明るいので安心して走ることができ、安全性が高まった

最低限の明るさのライトだと路面状態が確認しづらく夜間は走りにくかったが、このキャットアイ VOLT400なら明るく路面確認が容易で安心して走行できるのは大きいメリット。また、車のドライバーにもこちらを認識してもらいやすく、安全性が高まった感が強い。

バッテリーは充電式なので電池を常に購入する必要もなく便利。バッテリー低下を伝えるインジケータが出てからも40分(ハイモード)ぐらいは使えたので前もって充電タイミングがわかるのは大きい。(外気や使用頻度によってこの分数は変わるので要注意)

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