デ・ローザ

DE ROSA

戦闘的だがどこか温かみがあり美しく、多くの人々から圧倒的な支持を集める

DE ROSA/デ・ローザ

レース界で高い評価を得ているデ・ローザは、伝説のフレームビルダーとも呼ばれるウーゴ・デ・ローザが1953年に創業。おなじみのハートマークは女性ライダーにも人気だ。ウーゴ・デ・ローサは、13歳からフレームを作りはじめ18歳にして独立。'70年代のスーパースター、エティ・メルクスにフレームを供給し、絶大な信頼を受けて名声を高めた。スチールからアルミ素材への転換期となった'90年代半ばには、その流行に乗り遅れた感もあった。しかし「メラク」の発表以降、みごとな転換に成功して、現在ではコルナゴ、ピナレロと肩を並べている。近年グラフィック面を強化し、艶やかなカラーリングは評価も高いが、いまだデ・ローザならではの質実剛健なフレームづくりは健在だ。そんなウーゴの魂を守るため、彼は現在も工房内でトーチをふるいつつ、品質に目を光らせている。近年はカーボンフレームのニューモデルを比較的早いペースで投入。伝統的なスチールフレーム「ネオプリマート」も健在だ。

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