ロードバイクQ&A

Q&A

ロードバイクQ&A

ロードバイクを購入する時は、何を基準に選んだら良い?

ロードバイクと一言で言っても、様々なメーカーから多種多様なモデルが発売されている。ロードバイクを選ぶ際に最初に考えるべきなのは、その使用目的だろう。

最近のモデルは目的も幅広く設定されてはいるが、形が気に入ったからといって、レースに出る人がコンフォートモデルを選んでは意味がない。そしてその目的に合ったモデルの中で、自分の予算に合った物を探すことで間違いないバイク選びができるはずだ。もちろんデザインやメーカーの好き嫌いもあるだろうから、それらの要素を含めて考えれば、自ずと何を購入すれば良いか絞られてくるはずだ。

ロードバイクのメーカーは世界中にあるが、全てのメーカーが自国で生産しているの?

ロードバイクのメーカーはヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界中にある。もちろん、自国、そして自社工場での製造にこだわっているメーカーもあるが、アメリカやヨーロッパのメーカーでも、現在ではアジアに生産拠点を持っているメーカーが少なくない。

特に大きなメーカーでは、量産車はアジア等の工場で生産し、高級モデルは自国の工場で作っているということも珍しくない。アジア製と言っても一昔前のような低品質な物ではなく、本社によってしっかりとクオリティコントロールされた高品質な物が生産されている。

ロードバイクを完成車で買う場合のメリット、デメリットは何?

ロードバイクを完成車で購入する場合の最大のメリットは、そのコストパフォーマンスだろう。メーカー完成車と同じ仕様をフレームから組み上げるとしたら、約2倍の価格になってしまうだろう。

デメリットは基本的には取り付ける部品の選択肢が少なく、ほとんどがフレーム以外のサイズを選ぶことができないということだ。本来は身体に合わせて選ぶべきステムの長さやクランクの長さは決まっているし、フォークのコラムもカットされている場合がほとんどだ。

完成車の重量はどの位ある?

ロードバイクの基本にあるのはロードレースだ。その中でもシール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャという世界3大シールはその知名度においては他のレースの比ではない。

これらのレースに勝つことが、メーカーの名前を世界に知らしめるために最も大きな力を持っている。そのため知名度の高いメーカーは、過去これらのレースを制したことがある場合がほとんどだ。

メーカーの知名度の差とは何?

完成車の場合、組み込まれているパーツや、その価格によって重量は大きく変わります。

一例を挙げれば、フルアルミの入門グレードで9キロ台半ば、アルミの上級グレードで8キロ台半ば位が平均的な数値だ。

カーボンになるとベーシックグレードで8キロ程度、トップグレードになると6キロを切るモデルもある。ただし、UCIでは競技用の最低6.8kgに規定されているため、軽すぎるモデルはそのままでは競技に参加することはできません。

ロードバイクのフレームの材質には、何が一番良い?

ロードバイクのフレームに使われる材質は、カーボン、アルミ、スチールが主な物だ。ロードバイクのフレームには剛性と何時に、ある程度のしなりが求められます。また、軽量であるということも重要な要素だ。

ロードバイクのフレームに使用されるスチールはクロームモリブデン鋼と呼ばれる合金のパイプが一般的だ。このクロームモリブデン鋼のフレームは剛性としなりには優れているが、重量がある。アルミはスチールのフレームよりも軽量だ。が、剛性が低いためにパイプの径を太くする必要がある。また、しなりが無いため、そのしなりの部分を補うためにカーボンフォークやカーボンバックが組み合わされるようになった。

カーボンは強度、軽さ、しなりのバランスが良く、現在最も口ードバイクのフレームに適した材料として、急速にそのシェアを拡大しました。しかし価格が他の素材よりも高価なため、入門用のモデルなどには使うことができません。

どの材質も一長一短ではあるが、総合的に考えるとカーボンが無難と言えるでしょう。現在、ロードレースで使われるフレームは、全てカーボンだ。

フレームの基本的なデザインはほとんどが伝統的なダイヤモンド形状だが、これはなぜ?

一部を除いて、ロードレースは基本的にUCI(国際自転車競技連合)の規定に基づいて行なわれている。ロードバイクのフレームが基本的にダイヤモンド構造なのは、このUCIの車両規定によってフレームの形状が定められているためだ。

フレームサイズの見方は、各メーカー共通?

フレームのサイズは元々シートチューブの長さで標記されていたが、スローピングタイプのフレームがふえてきたことで、同じメーカーの同じサイズ表記でも、スローピングとホリゾンタルでは適応する身長が異なることがある。

フレームのサイズを選ぶ際には、表組だけではなく、その表記のフレームデイメンションを確認する必要がある。また、スローピングタイプのフレームはシート高の調整幅が広いため、適応する身長の幅も広く設定されていたりもする。

ロードバイクとピストバイクの違いは?

ピストバイクはピスト(トラック)競技用のバイクのことで、変速機を持たない固定ギアであるため、後輪の空転装置もない。ロードバイクも元々はこのピストバイクの発展形と言えますが、より多彩なステージを走るため、変速機を装備するなどして進化していきた。

ロードバイクのフレームは、どのようにして組み立てられている?

フレームの材質を大きく分けると金属製とカーボンに分けることができ、組み立て方は材質によって異なる。

金属製のフレームは、ラグと呼ばれる部品にパイプを差し込んでロウ接して組む方法と、直接パイプとパイプを溶接して組む方怯がある。

カーボンの場合はラグでパイプをつなぎ接着剤で組む方法、分解状態の部品を接着剤で組む方法、最初からフレームの形にカーボンを焼く一体成型がある。

コンポーネントのメーカーは、どのように選んだら良い?

コンポーネント選びは、まず基本となるメーカーを選ぶことになります。メーカーはシマノ、カンパニョーロ、スラムの3社が基本と考えて良いでしょう。

それぞれのメーカーに特徴があるが、国産ということもあってシマノが価格的にも安く、スペアパーツの供給なども安定している。カンパニョーロはイタリア製で輸入品のため、シマノよりも価格的には高くなります。

スラムは新興だ。が、軽さにおいてはアドバンテージがある。シフトの操作方法等が各社で異なるため、その使い勝手も重要な要素になります。

各メーカーのコンポーネントのグレードは、何が違う?

コンポーネントのグレードの違いで、目に見えて分かるのは重量の差でしょう。各社のカタログにはパーツの平均重量が記載されており、グレードが高くなるほど軽量になっていきます。

軽量化するためには高価な材料を使用したり、切削加工が増えたりするため、価格も上がっていきます。

また、部品の加工精度に差がある場合もあり、シフトのタッチ等にその差が出たりすることもある。

コンポーネントのメーカー間に互換性はある?

シマノとカンパニョーロには、基本的には互換惟はない。そのためコンポーネントのメーカーを変更しようとすると、ほとんどの部品を交換する必要がある。

各社のホイール等の設定を見ても、シマノ用とカンパーヨーロ用はフリーハブ部分の規格が異なるため、個別に設定されている。スラムとグランコンペはシマノとの互換性があるため、スプロケット等をそのまま利用することができる。

コンポーネントをそのままにフラットハンドルバーを組みこむことはできる?

シマノ、カンパニョーロ、スラムの各社は、フラットバー用のシフターを用意している。このシフターを利用すれば、使用しているロードバイク用のコンポーネントをそのまま利用することができる。

変速機の速数は、何速あれば良い?

変速機の速数は、時代と共に増えてきた。現在は11速が最高だ。が、全ての人にとってこの11速が必要な物かと言われればそうとも限りません。

一般的にレース用であれば11速からと言われているのも、速数が多い方がアドバンテージがあるというだけで、9速だからレースに出られないという訳ではない。

無駄に速数を増やす必要はなく、必要に応じて増やせば良いでしょう。ただ、速数が多くて困ることは無いので、金額が折り合うのであれば最初から11速を選んでも問題はない。

ロードバイクにはなぜディスクブレーキは使われない?

ロードバイクのブレーキは減速が主な役割になるため、制動力には優れているが重量の増してしまうディスクブレーキは使用されません。

シューズとペダルはどう選んだら良い?

まずは目的を決めましょう。レースのように乗ったら基本的には歩くことがないというのであれば、最も効率良くバイクを漕げるビンディングシューズがお勧めだ。ペダルはクリートとセットで使うことになるのだ。が、使い勝手の好みなどもあるので、できれば使ってみて決めたいところだ。使ってみることができない場合は、ショップのスタッフに良く話を聞いて選ぶようにしましょう。

ツーリングや街乗り等で、バイクから下りて歩くことがあるならば、クリートが奥に収まっているタイプを用いる。このタイプのビンディングはシマノの物しかないので、ペダルの選択肢はない。

普通の靴で乗るのであれば、フラットペダルを選ぼう。ペダルの交換は工具さえ持っていれば難しい作業ではないので、使うシチュエーションに合わせて交換するというのも良いでしょう。

ホイールはどのような物でも付く?

ロードバイクのホイールには一般的に700Cと呼ばれる規格のタイヤ用のホイールが使われている。この700C用のホイールは、ピストバイクやクロスバイク(MTBにロード用のホイールを装着したバイク)にも使用されている。

この3種類のバイクはそれぞれハブの幅が異なっており、共用することはできません。現在ロードバイクのリアエンドの幅は130が標準になっているが、古い物では126幅などもある。サイズの合っているホイールを使用しましょう。

同じ700Cであれば、幅の違うタイヤを使うことはできる?

同じ700C規格のタイヤでも、XXXXや空XXXXといった幅やXXXXの速いがある。この太さの違うタイヤを使うことができるかどうかは、フレームによって決まります。

フレームとタイヤのクリアランスに問題なければ使うことができるが、サイズによってはフレームと接触してしまう場合もある。タイヤを購入する際には、サイズに注意が必要だ。

クリンチャー、チューブラー、チューブレスで、タイヤの形式はどれが良い?

タイヤとしての性能は、クリンチャーよりもチューブラーの方が優れている。しかし、交換の際の手間を考えたり、コストの面から見るとクリンチャーに優位性がある。

クリンチャータイヤの機能が向止してきたということもあり、特にプロではないホビーレーサーの場合はクリンチャーを好む傾向がある。また、ほとんどのカーボンホイールはチューブラー仕様なので、カーボンが当たり前のプロはチューブラーしか選べないということになります。

チューブレスタイヤはまだ出てきたばかりなので、使えるタイヤなども限られている。そういう意味でもタイヤ方式の選択に迷っているレベルであれば、選ぶべきではないでしょう。ただし、今後主流になる可能性もあるので、クリンチャーホイールを職入するのであれば、チューブレスにも対応した2ウェイタイプを選んでも良いでしょう。

完組ホイールと手組ホイールの違いとは何?

工場で組み上げられ、完成品として売られているのが完組ホイールだ。それに対して、ハブやリム、スポークといったパーツをメカニックが細み上げたのが手組ホイールだ。現在は完組が主流だ。

ロードバイクにフェンダーは取り付けられる?

ほとんどのロードバイク用フレームには、フェンダー取り付け用のダボが無いのでランドナーのように完全に固定されたフェンダーを取り付けるのは無理だ。

ただし、バンドで取り付けるタイプの簡易型フェンダーであれば、大部分のバイクに取り付けることができる。

サイクルコンピュータは必要?

速度や走行距離を計測できるのがサイクルコンピュータの基本機能だ。が、最近ではケイデンスや心拍数をモニタリングすることができる機種が主流になってきている。

また、そのデータをパソコンでバックアップすることができる物もあり、トレーニングのためには欠かせないアイテムになっている。また、パワーメーターと呼ばれるペダリングの用力を計測できるメーターも登場してきている。

ロードバイクに乗るときは、ヘルメットをかぶらなければいけない?

ロードバイクはあくまでも自転車だ。から、交通法規上はヘルメットの着用義務はない。しかし、平地でも30km以上の速度を出すことが可能なロードバイクだけに、ヘルメットの着用は当然のことと認識されている。

ロードバイクにキックスタンドを取り付けることはできる?

ロードバイクは基本的には競技用なので、元々キックスタンドを取り付けることを考えて作られてはいません。そのため専用の取り付けステーなどは設けられていないので、エンド部分やアクスルに取り付けて使う物がある。

しかしこれらはあくまでも簡易的な物であり、機種によっては取り付けることができません。特にカーボンフレームの場合、取り付けるのが難しくなっている。そのため、ロードバイクショップには必ずお客さん用のスタンドが用意されている。

ロードバイクに乗るときは、専用のウェアを着た方が良い?

ロードバイク用として売られているウェアは、ロードバイクに乗るために開発されているため、使いやすく快適だ。

ピッタリと身体にフィットするウェアは、風をはらむことを防ぎ、チェーンリングに裾が巻き込まれることを防いでくれます。もちろん普段着で乗ってはいけないということはないが、パンツの裾をバンドで締める等の工夫は必要だ。

走りに出る際に持っておきたい物は何でしょうか。また、その収納はどうしたら良い?

パンク修理キットもしくはスペアチューブ、携帯用工具、ハンドポンプ等が最低でも持っておきたい物だ。この位であればサドルの下に取り付けるサドルバッグに入るので、常に携帯しておくようにしましょう。タイヤがチューブラーの場合は、チューブの代わりに予備のタイヤとタイヤ接着用のテープが必要になります。

ロードバイクに乗る前と乗った後、やっておいた方が良いことは?

ロードバイクに乗る前に、必ずやっておくべきことは、タイヤの空気圧の調整だ。ロードバイク用のタイヤの空気圧は非常に高く設定されており、きちんと調整してもすぐに規定よりも低くなってしまいる。必ず毎回乗る前にチェックするようにしましょう。乗って帰ってきた後は、毎回のチェックを兼ねて、拭き掃除をしておくと良いでしょう。また、チェーンなど汚れのひどい部分があれば、洗浄しておくのも良いでしょう。

ロードバイクの操作で、避けた方が良いことは?

ロードバイクには前後にギアがあるが、この前後のキアを同時に変えてはいけません。このギアを同時に変えると、チェーンが外れてしまいる。また、フロントをインナーギア、リアをアウターギアにした状態にすると、フロントディレイラーにチェーンが接触してしまいるので、このキアの組みあわせは使わないようにしましょう。

ロードバイクはどのように保管すれば良い?

ロードバイクは非常にデリケートな物であり、外で保管しているとすぐに傷みが生じてしまいる。また、高価な物だ。から、盗難という危険性もあるため、室内やきちんとトビラの付いた場所やガレージで保管するようにしましょう。もちろん室内で保管する場合にはスペースの確保が出てきますが、様々なタイプのラックが発売されているので、それらを上手く使うようにしましょう。

ギアチェンジが上手くできないときには?

現在のロードバイクはギアの速数が増え、ディレイラーの調整もシビアに行なわなければなりません。この調整がきちんとできていないと、変速する際にギアが落ちてしまったり、変速後に音が出てしまったりする。

ホイールの空転時に出る音は何の音?

ホイールの空転時にリアのホイールから出る音は、フリーハブの中にあるラチェット歯の音だ。このラチェットはワンウェイギアの役割を持っていて、ホイール側からクランクに入力しないようにフリーハブボディが空回りするようになっている。そのラチェットの歯が動く際に音が出ます。

パンクの主な原因は?

ロードバイクのタイヤのパンクが起きる主な原因は、何か異物が刺さって起きる一般的なものと、段差等を超えた際に起きる「リム打ち」と呼ばれるものがある。何かが刺さってチューブに穴があくパンクの場合、フロントタイヤで釘等を跳ね上げ、リアタイヤがそれを拾ってパンクするというパターンが良くある。リム打ちパンクは空気圧が低い状態で勢いよく段差等に乗ってしまった場合に、チューブがリムとタイヤの間に挟まって穴が空いてしまいる。これ以外にもバルブ部分のちぎれによるパンクや、リムテープの劣化によるパンク、チューブの劣化や空気圧を高くし過ぎたことでチューブが破裂するバーストと呼ばれるパンクがある。

ワイヤーは何を使っても良い?

ブレーキワイヤーとシフトワイヤーは、別に設定されているので間違えないように注意が必典だ。また、各ワイヤーはメーカーによってタイコの形状などが異なっている。基本的にはメーカーごとに専用の物を使う必要がある。

チェーンは何を使っても良い?

チェーンは変速機のメーカー、速数、グレードごとに専用の物が股定されている。メーカーと速数が同じであれば、グレードが違っても使うことはできる。また、サードパーティからも各メーカー、速数に対応したチェーンがリリースされている。自分の使っている変速機に合った物を使用しましょう。

ロードバイクの部品で、交換が必要になる部品は?

ロードバイクの部品の中で、使っている内に劣化してきたり減ってきたりする部品が消耗品だ。タイヤ、ブレーキシュー、ワイヤー、チェーンが消耗品の代表だ。が、長いスパンで考えると、スプロケットやチェーンリング、ホイールも消耗品と言えるかもしれません。

ペダルはどの位の速さでこげば良い?

クランクの回転数は1分間に何回転用っているかというrpmという単位で計測されます。最もエネルギー効率が良いとされているのが、rpmだ。が、プロのレーサーは約100rpmで走っている。このクランクの回転数をケイデンスと呼び、最近ではこのケイデンスの計測に対応したサイクルコンピュータが増えてきている。ケイデンスを一定に保つと、心拍数の上昇や筋肉の疲労を抑えることができるとされており、ギアチェンジはこのケイデンスを目安に行なわれている。

本当に自分の身体に合ったバイクは、どうすれば作ることができる?

既製品のフレームのパーツ交換によるフィッティングでは、100%フィットさせるのは難しいでしょう。しかし、オーダーでフレームを作ることで、フィッティングを100%に近付けることができる。プロのレーサーたちは皆自分専用のジオメトリーで組み立てられたオーダーフレームを使っている。一部のメーカーではこのオーダーメイドに対応しているので、専用のフレームをオーダーすることができる。また、オーダーフレームのみを作っている工房も国内にいくつがあるので、直接そうした工房でオーダーフレームを作るのもの良いでしょう。

市販されているハンドルバーは、どれでも取り付けることができる?

ロードバイク用として発売されている物であれば、ほぼ全て取り付けることができる。ただし、太さの異なる物を使用する場合には、ステムをそのバーの太さに対応した物に交換しなければなりません。アヘヅドタイプのステムであればまず問題無いのだ。が、スレッドタイプのステムの場合は対応するサイズがないことも考えられます。また、最近出てきたステム体型のハンドルは、基本的にスレッドタイプには対応していません。

ハンドルの形状には様々な物があるが、どれを選んでも良い?

ハンドルの形状は乗り手の好みだ。から、サイズ(幅)が合っていれば好みで選んで問哩は無いでしょう。ただし、アナトミックハンドルはポジションがきちんと出ていないと手首が痛くなる可能性が高いので、はじめてロードバイクに乗るというのであれば避けた方が良いかもしれません。自分の好みや身体に合ったハンドルを見つけるためには、ある程度走り込む必要がある。理想のハンドルが見つかるまで、何本もハンドルを交換する人もいる。

サドルはどんな物を選んだら良い?

一般的にロードバイク用として売られているサドルであれば、ほとんどの物が使えます。サドルにはタイプによって座り心地も違いるし、求めている性能も異なる。見た目も気になるパーツではあるが、まずは自分の用途やサドルに求める性能を考えて、それを基本に選んでいくようにしましょう。

ドロップハンドルはどこを握れば良い?

シチュエーションによって、握る場所を変えることができるようになっているのがドロップハンドルだ。そのため、自分が握りたい場所を握って構いません。

一般的にはブラケットとよばれるレバーの取り付け部の上の部分を握るのが標準的なポジションだ。また、このブラケット部分は、ブレーキ、シフトの操作を行ないやすいように設定されている。

乗っていると膝や手首が痛くなるがどうしたらいい?

ポジションがきちんと出ていないことが考えられますので、きちんとしたフィッティングを行なってポジションを出しましょう。また、ポジションができているはすなのに痛みが出るような場合は、乗り方に問題があるということも考えられます。

正しいポジションはどうやったら出せる?

フィッティングのためのプログラムは、それを専門にするショップがある程奥深いものだ。きちんとポジションを出したいというのであれば、フィッティングサービスを行なっている専門ショップでの計測を行なうことをお勧めする。一度きちんとしたフィッティングデータを作っておくと、次にバイクを購入する際や、フレームをオーダーで作る際などにも使うことができる。

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