ビンディングペダルに慣れるための4つの練習方法

Four practice way to get used to the binding pedal

うまくペダルをキャッチできるかどうかや、足が外れず転倒しないかどうかなど、ビンディングペダルを始めようとする際は、誰でも初めは心配になるだろう。このページではそんな人のために走り方と練習法を紹介している。

ビンディングペダルに慣れるための4つの練習方法

ビンディングの着脱練習はしたほうがいい

最初は人通りや車のが通らない場所で練習しよう。慣れれば自然とできるようになるビンディングの着脱だが、最初からすぐ着脱できるわけではない。練習をしないと、いざというときにビンディングから足が外せずそのまま転んでしまうので危険だ。

ステップインの方法

ビンディングペダルにクリートをはめ込むことをステップインと呼ぶ。クリート先端にあるツメ部分を、ペダル前方にあるビンディングの受け部分に差し込んで、下へ踏み込むことでステップインできる。足の方向はまっすぐにしておくことが必要。ステップイン順番は右足が先で左足が後だ。

  1. 停止した状態でフレームにまたがり(サドルには乗らず)右足をペダルに乗せステップインする。
  2. そのまま右足を時計の3時の位置まで引き上げる。
  3. 右足を踏み込みながら発進し、同時に左足をペダルに乗せて、踏み込む力で左足をステップインする。
  4. 3の段階でステップインできなければ、次に左足を踏み込むときにステップインしてみる。
SPD SPD-SL
SPDペダルのビンディングは明確なクリック感がない。とくにシューズがゴム底のSPDの場合は、クリートがペダルに入ってちょっとした感触がした後、小さなクリック感が足に使わってくる。 SPDにくらべSPD-SLのクリック感は明確。入ったか入ってないかは、足の感覚でも耳でも判断できる。ステップインできたときには、「カチッ」とか「パチン」という音が、周囲に聞こえるくらいの大きさで響く。

ステップアウトの方法

ステップアウトとはペダルからシューズを外すことを指す。ステップインはシューズをまっすぐにして行うが、ステップアウトはカカト部分を外側にひねることにより、ペダルから弾かれるようにビンディングが解除される。ステップアウトの順序は、左足が先で右足が後だ。

  1. 停止前に左足を下側にもっていき、ペダルを止める
  2. 左脚の力力卜を外側にひねると、クリートがペダルから外れる
  3. そのまま右足を下に下ろしながら左足を接地するために左側へ外す
  4. 停止と同時に左足を着く
SPD SPD-SL
力力卜を外側にひねるとビンディングが解除される。解除されたらそのまま左足は着地のためにペダルから外して下のほうへもっていく。 ステップアウトのときも、SPDより明確に解除されたことがわかる。力力卜を外側にひねると、大きな音はしないが、大きなクリートが弾かれるようにペダルから押し出される。

ビンディングペダルの練習方法

1.スニーカーでのケンケン乗りを反復練習する

クリートが外せないと左右どちらかに倒れてしまうので、交通量の多い道路での練習は厳禁。できれば人も通らないところの方が良い。練習場所が確保できたら、まずはスニーカーを履いたたままでのケンケン乗りを反復練習する。

これは微速域でのバランス感覚を習得するためのもの。ロードバイクが初めての人はそれまでの自転車とは乗車姿勢が大きく異なり、バランスが取りづらいためだ。

練習方法

  1. トップチューブにまたがるように立ち、3時の位置に上げたペダルの上に右足を乗せる。
  2. 右足に荷重を移しつつ左足で地面をけりだす。体重は左右の腕と右足の3点に掛かっている状態にする。
  3. 1-2を繰り返し、フラつかなくなってきたら初めてサドルにお尻を乗せる。止まるときもサドルからお尻を浮かせて左足を地面に着く。

2.クリートをペダルにはめる練習

ロードバイクを低速でもバランスよく走らせることができるようになったらクリートをペダルにはめる練習を行う。

多くのビンディングペダルは、クリートの前後二箇所にツメを引っかける構造となっており、真横から見て斜め後方から押し込むようにはめる。

練習方法

  1. 停車した状態で、まずは右足だけでステップインとアウトを繰り返す
  2. 今度は左足だけでこれを反復する(練習なので右足はステップアウトしておく)

ステップイン・ステップアウトは初めての人にとってはなかなか難しい。特にシューズの底が固い場合、ツメの感触が伝わりづらく、ペダルの裏表の判断すらも難しい。

コツとしてはビンディングのある面にツマ先側からクリートを滑らせるようなイメージで行うと、意外とキャッチしやすい。左側ペダルは走っているうちにはめれば大丈夫。

3.クリートをビンディングペダルから外すステップアウトの練習

クリートをビンディングペダルから外すステップアウトは、どのメーカーでも踏み面に対してカカトを外側にひねる。何度も繰り返し行い思い通りに外せるようになろう。外すのは左側が先で、右側が後。

ビンディングペダル着脱に必要な力は調整できる。初めての人はできるだけ軽い力で外せるように、設定を最も弱くしておこう。

4.停止する練習

ステップアウトができるようになったら停止する練習。左足を先に地面につくように。

停止する際は、トップチューブにまたがるようにして左足のソール全体を接地させる。

クリートを外すタイミングは、慣れてくれば停止直前にパチっと外すこともできるが、それが難しい人は早めに左のクリートを外し、ペダルに添えた状態で徐行する。この状態であれば運よく信号が青に変わった瞬間にグッと踏み込んでステップインできる。

最後に

以上で走り方と練習の説明は終わりだ。長々と説明していて難しそうに見えるが、SPDだと思ったよりも簡単。しっかりと練習すれば大丈夫だから安心してほしい。

あとは、最初のうちから思い切ったことをしないこと。例えば、お尻を左に半分ずらしてツマ先だけで停止するのは、慣れてからで十分。また、停止時に固定物につかまるのも最初は挑戦しないほうがいい。

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